『ぐらんぶる』13話ネタバレストーリー内容と感想
『ぐらんぶる』原作:井上堅二、漫画:吉岡公威の第13話「部屋飲み」のネタバレありストーリーの内容や感想を書いています。
沖縄までの準備編となるパートでいろいろと、笑いどころ、突っ込みどころが多い作品です。
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『ぐらんぶる」12話までのあらすじ
テニスサークルとの勝負に勝ち、賞金を得た伊織たちのサークル「PaB」。
そして、「合宿をしようかと思う」と先輩の声で行くことになった沖縄。
先輩が持っていたのは、伊織たちが見ていた沖縄の雑誌で、先輩たちは新入生のためにと感動する伊織たちでしたが――
泡盛一気飲み文化「オートリ」のページが開かれていて、戦慄する伊織たち。
伊織たちはどうなる?
『ぐらんぶる』13話のネタバレストーリー
追試を終えた伊織と耕平。
「沖縄へまっしぐらだ。」とハモる二人。
ただ二人の恰好は――沖縄へ遊びに行く気満々の恰好でした。
追試が終わった二人に、同級生に飲みに誘われます。
どこで飲むかという話で、主人公以外が選んだのは、「北原の家」。
そして、その流れがおかしいとツッコむ主人公。
「北原の家」が選ばれた理由は、千紗との同居事実の確認であった。
「バレたら確実に殺られる…!!!」
ただ、伊織は思い直します。
付き合っていることになっている千紗ならまだ大丈夫だと。
問題なのは、奈々華さん――美人でスタイルの良いお姉さんと一緒に暮らしていることがバレてしまうことでした。
目で耕平に助けを求める伊織。
ただ、返ってきたのは、「ニタァー」とした助ける気のないゲスい表情でした。
急ぎ返ってきた伊織は、奈々華さんに伝えます。
大学の連中が飲みにやってくることを。
だから、「なので大至急隠れてください!」と。
疑問に思った奈々華は、どうしてなのか聞きます。
返ってきたのは、「俺の命に関わるんです」と真面目な顔でした。
来るのは友達じゃないのかと思う奈々華さんでした。
そして、飲みに男たちが到着します。
ダイビングハウスに興味深々な男たちでしたが、伊織は、自分の部屋に急ぎ誘導します。
伊織の部屋に行けば、奈々華さんと千紗の存在は隠せると思ったから――。
部屋にたどり着いた伊織達。
そこで、見たのは――女物の上着と「ブラジャー」。
そこで目を剥く一同。
それは、梓先輩の脱ぎ散らかしたものでした。
ただ、男たちの一人である山本は、落ち着いていました。
彼の口から放たれた言葉は、「帽子くらいで騒ぐ事もあるまい」と。
そして次に現れたのは、口紅であった。
伊織は、瞬時にケバ子(愛菜)を心の中で恨みます。
ただ、山本は、「座薬か」と。
伊織は誤解を解くために言います。
「これはその…サークルの遊びで使った物なんだ!」
男たちは納得します。
ブラジャーは、小手川千紗のサイズにしては大きかったし、ノーブラで帰るなんて普通しないだろうと。
男たちは怪しいものは他にないか確認したところ出てきたのは――(ケバ子の)金髪かつら、(股間部分にアヒル付きの)寿先輩のスーツ、(ぶかぶかの)時田先輩のトランクスでした。
そして、求人広告紙を見つけ、中を確認します。
そして丸マークがついていたのは、イベントコンパニオンでした。
これらの持ち物は、この為なのではないかと冷や汗をかく一同。
そして深く考えると怖いので、追試突破の飲み会を始めます。
日が暮れたころ、長いトイレから戻ってきた山本から見せられたのは、携帯で撮られた一枚の写真でした。
それに、伊織は吹き出します。
それは、存在を隠していた奈々華さんだったからでした。
山本は言います。
「この人と付き合いたい」と。
そして、それが無理ならば――
「せめて俺の子を産んでもらいたいんだ!」と。
山本は部屋を出ていきます。
「彼女になってくれるよう土下座をしに!!」
そして言い残します。
「戻ってきた時、俺は一人前の男だ!!」と。
そして、戻ってきた山本は――パンツ一丁の恰好で泣いていました。
その理由は、「途中で大勢の裸の男たちに出会って――」。
それで理解する伊織と耕平。
慰めに飲みを再開する男たち。
同棲説がデマになりつつある中、事件が起こります。
それは――。
風呂上りの恰好で、伊織にお風呂が空いたことを伝えに来た千紗が登場したこと。
伊織は走り逃げようとしますが、掴まります。
ブチ切れた男たちに。
翌日、食事時に伊織は千紗に言います。
「俺のこの姿を見て可哀想とか思わないか?」と。
伊織の顔がボコボコになっていました。
謝る千紗と、「本当に命に関わってる」と目が点になっている奈々華でした。
『ぐらんぶる』13話の感想
追試を受ける恰好が、水着であったことがツボに嵌ってしまいました。
そして次に出た感想が、伊織達がまだまともな服装している、でした。
基本、伊織達は全裸かパンツ一丁ですので……。
伊織の部屋で飲むことになり、奈々華さん対策を実行したけれど、部屋の中を片付けなかったために――
梓さんのブラジャー、アルバイト情報誌、ケバ子の口紅、カツラ、寿先輩のスーツ、時田先輩のトランクスなどが、同窓生たちのあらゆる誤解につながります。
その中でも、山本のブラジャーを帽子発言したり、口紅を座薬と言ったりとした発言が、誰かを想像します。
なお、『ぐらんぶる』の原作者は、『バカとテストと召喚獣』の著者、井上堅二さんなので余計にそう思えて仕方がないです。
山本が裸にひん剥かれている姿を見て、理由を知ったとき、ああ、なるほどと理解してしまいました。
つまり、私も伊織たちと同類になるのか……。
結局、千沙が風呂から出てきて、伊織に声を掛けに来たことで、同棲がバレてしまうので、ボコられます。
耕平の「お前ら、血で床を汚すなよ?」発言は、いろいろとヤバイと。
『ぐらんぶる』第12話はこちら