『ワンダンス』第65話第66話ネタバレあり感想と67話への考察
講談社の『ワンダンス(作者:珈琲)』の第65話「壁vs.伊折①」66話「壁「vs.伊折②」の見どころと感想をネタバレありで伝えます。
壁谷と伊折の因縁ある対決。
バトルの行方はどうなる?
その疑問に答えるようにこの記事は作成しました。
『ワンダンス』第64話までのあらすじ
カボVS壁谷戦が終わり、ジャッジが終わります。
「勝者カベ!!」
カボが敗退し、立ち去る中、壁谷は先ほどの試合の動画を見ます。
そしてジャッジの時に誰がカボに挙げていたかまでも……。
壁谷は通路で湾田と出会います。
そして、カボに対しての想いを吐露します。
「どうして憧れないんだよ…」
ラストムーヴでカボはハウスを踊ったことに対しての一言でした。
そこで湾田は、カボがどういう気持ちで壁谷とバトルしていたかの誤解を解きます。
「カボ君は壁谷さんのことを本当にリスペクトして踊ってたように見えました」
その一言で、壁谷がカボから感じていた視線――「敬意」のような視線を感じていたことを思い出します。
湾田と別れた壁谷は、カボと出くわします。
「凄かったです。壁谷さん。」
カボのこの一言に、壁谷は、こう返します。
「良かったよ」と。
一方、伊折は喫煙所に姿を現します。
そこで一服していたアッセイさんに話をします。
壁谷に対して思うところの伊折。
セットを組むことについてどう思うか尋ねます。
一長一短だと答えるアッセイさん。
なぜなら、音をガンガン無視するようようなものなら評価に値しないし、他のダンスにある大技とブレイキンにおけるセットと何が違うのかいうことからでした。
その答えに沈黙する伊折。
そこでアッセイさんは伊折の履いている靴に話題を移します。
伊折が欲しい靴を持っているアッセイさんに、優勝者に与えられるエキシビジョンに勝敗を付けることによって、伊折がアッセイさんに勝ったらその靴を譲ってくれないかとのことでした。
決勝戦が間もなく開始するアナウンスが流れます。
それぞれが会場に集う中、伊折はカボに言います。
「……まあまかせろ。仇は取ってやる」と。
『ワンダンス』第65話66話ネタバレ内容
鐘光高校カベVS一凛高校伊折。
因縁のある者同士の戦い。
果たして勝者は?
第65話
カボに対してハウスで踊るときの靴のオススメなどを話す伊折。
そして、それを見ている壁谷。
「決勝戦、鐘光高校カベVS一凛高校伊折」
アナウンスとともに、言葉の応酬をします。
ヒートアップする中、1曲目が流れます。
「Soho-Hot Music」
ハウスの名曲にして、ブレイクビーツの定番――伊折と壁谷が一番好きな曲でした。
そして我先にと、先攻を譲らない二人。
途中、壁谷が折れ、伊折が先攻になります。
伊折の変態的音楽性に会場のダンサーに影響を与えます。
「おれもやりたい」と。
ハウスダンスは、戦い向きのダンスではなく「共有」しあう文化であるけれど、伊折のものは、「バトルの場でハウスの魅力を証明したい」という意思を感じさせるものでした。
会場が沸く中、壁谷は伊折が緊張していると思うのでした。
そして後攻の壁谷。
壁谷がマスクなしで人前に出られなくなった日の事を思い出します。
第66話
過去、壁谷はダンス大会で大きく跳躍し、両腕で着地するムーヴをします。
その時事件が起こります。
そのフロアはハウサーの誰かが撒いた粉が残っていたのです。
ある程度、掃除されましたが、その微々たる粉が壁谷を滑らせます。
そしてケガを負う壁谷。
観客からの歓声で、「しっかりハメていくう」と聞こえます。
壁谷は、けがをしたあの日からマスクなしで人前に出られなくなったと言いますが、副産物もあると思います。
肺活量が鍛えられてスタミナがついたことと、呼吸を強く意識したことから、どう息を止めたらフリーズがバッチリ決まるか理解したと思います。
そして壁谷は伊折に目線で訴えます。
「わかったか、この曲(「Soho-Hot Music」)は俺の曲だ」と。
伊折は、壁谷のダンスをみて思います。
「ブレイキンに関しては到底おれが追いつけない領域にいっている」と。
カボたちは、「沸き方が両方とも同じくらいすごく、どちらが勝つか分からない」と。
セカンドムーヴに移り、曲が変わります。
「Karizma-The Power」
伊折は歓喜します。
この曲は、ゴリゴリのハウスミュージックであったから。
2曲続けてハウスであったから、DJの選曲に感謝します。
そして、踊りだします。
壁谷には謝りを入れて。
「わりぃな壁。俺もう、すっかりハウサーなんだ」と。
またしても観客は沸きます。
「ハウスってもっと静かで軽い感じだと思ってたけど…なんかすげえ」と。
BPM120前後のハウスの四つ打ちは聴くだけで本能的に興奮するし中毒性があると言われています。
それは心臓の鼓動音によく似ているから――。
そして、伊折の脈拍リズム。
— gazoo (@gazoo02229368) August 5, 2021
アッセイさんは、最初から気づいて?と。
それを見ていた壁谷はマスクをつけるようになった日を思い出します。
伊織がブレイキンからハウスに転向すると言ったあの日を――
— gazoo (@gazoo02229368) August 5, 2021
「ハウスに転向するわ。ハウスかっけぇ!」
壁谷のダンスは、アッセイさんに「オールジャンルバトルをブレイキンで圧倒したい」という強い意志を感じさせるものでした。
そして決めのフリーズ。
その時、壁谷は驚きます。
— gazoo (@gazoo02229368) August 5, 2021
伊織が被せた――『そのムーヴ知ってる』や『いつもやってるよな』の意味をもつムーヴをしたから。
そして、「ナメやがって」と壁谷はキレます。
ラストムーヴに突入します。
伊折は、「そんな怒んな。だって…俺たちはよ…」と。
壁谷は、「気づいてないんだな、伊織…」と。
二人は、そう思いながら……。
『ワンダンス』65話66話感想
ついに、伊折と壁谷の因縁ある決勝戦が始まりました。
二人の対話――SNSで返事をしないなど言い争っているシーンでは、いろんな意味で因縁の相手やと感じました。
そして、バトル始まってすぐに、自分の好きな曲だから先に踊りたいという二人の気持ち。
伊折が好きでしたが、壁谷の伊折に譲るスタンスで壁谷のほうを応援したくなります。
2ムーヴとも伊折に有利な曲(内1曲はブレイクビーツでもあった)でしたが、それをものとしない壁谷のダンス。
壁谷の伊折に対しての執念が少し見えてきました。
壁谷が口にけがを負った(前歯を折った)理由は、オールダンスイベントでハウサーが床に粉を撒いて滑りやすくしたため(スタッフが掃除をしていたが、壁谷が踊る分で滑りが残っていたようではあるが)、両手をつくモーションで滑ってしまったのではないかと思います。
そして、マスクで隠す生活が始まった矢先、伊折のハウスへの転向。
これが、因縁の理由の一つではないかと思います。
伊折と壁谷の因縁はまだありそうな気がしますが、二人のダンスバトルをまだまだ見ていたいです。
ワンダンス67話への考察
決勝戦、伊折VS壁谷のラストムーヴ。
先手は伊折。
2ムーヴ目で壁谷のフリーズに合わせて『そのムーヴ知ってる』の意味を表すムーヴを行った伊折に対し、壁谷はどう対抗するのか?
伊折と壁谷のバトルも終盤になります。
次回は、決勝戦ラストムーヴ伊折編ではないかと思います。