『死神娘はぺろぺろしたい』11話ネタバレあり内容と12話への考察

2021-07-31

この記事では、『死神娘はぺろぺろしたい (原作・朱白あおい/構成・村田真哉/作画・渡辺つよし)』の第11話「死神娘は負けたりしない」のネタバレありのストーリー内容や12話へ続く考察を書いてあります。

第11話「死神娘は負けたりしない」は、2021年6月25日に公開されました。

現在、『死神娘はぺろぺろしたい』第2巻まで既刊となっております。

死神娘はぺろぺろしたい(2)(塔矢、決意を固める エロスもあるよ)

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『死神娘はぺろぺろしたい』10話までのあらすじ

加賀見塔矢を捕らえたとセクメトから連絡を受けたサリエルの名を冠する少女――リベカは、塔矢を拘束している場所、死体安置所へ向かいます。

セクメトの案内で塔矢を捕らえている部屋の前まで来たリベカは、セクメトに質問します。

「また裏切るつもりか、セクメト」と。

そしてサリエルの能力「邪視(イヴル・アイ)」を発動するリベカ。

その時、部屋が開き姿を現す塔矢。

ヴァルキュリアの名を冠する少女――イヴに乳頭を、イシュタムの名を冠する少女――麻可に陰部を咥えさせたまま登場する塔矢に固まるリベカ。

そして、イシュタムが動き出し「月食の悲劇(シバルバー)」を発動します。

それを逃れるため能力の範囲外に逃れようとするリベカに、セクメトが追撃します。

体制を崩されたリベカは、自分のスマホのカメラを自分に向けておりました。

「この程度で勝ったつもりか」と言い、自分に「邪視」を掛ける『堕天(フォール・ダウン)』を使います。

それによって、イシュタムとセクメトの攻撃が効かなくなったリベカは二人を追い詰めます。

その時、二人の前に剣を持ったイヴが庇う様に立ちます。

戦乙女に敵は無い」と言い。

そして塔矢もイヴにリベカの相手を任せます。

一方、安置所の外で拘束されていた伊波は、縄で縛られ放置されていました。

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『死神娘はぺろぺろしたい』11話の内容

『堕天(フォール・ダウン)』を使用したサリエルの名を冠するリベカ・コーエン。

そして襲い掛かるレベッカに対し、ヴァルキュリアの名を冠する少女・天王寺イヴは、盾でガードします。

その後すぐにイヴは弓を構え、リベカに対し射ます。

そして、斧で攻撃し、立て続けで剣で切り飛ばします。

剣をリベカの額に付けて動きを止めているイヴに対し、その戦闘を見ていたセクメト、イシュタムは、イヴの強さに感嘆します。

イヴを褒める塔矢。

次の指示を出そうとしたところで、束縛していた伊波が抜け出して、塔矢に唾液を求めます。

「何で私だけ仲間外れにするんですか」

「ひどい」

「お詫びとして唾液をよこせ」

『死神娘はぺろぺろしたい』第11話「死神娘は負けたりしない」

塔矢が伊波を束縛して放置していた理由は、リベカを殺しかねなかったからでした。

塔矢の目的は、D13の少女たちを真人間にすることで、絶対に人殺しをさせないことでした。

その間に、イシュタムの名を冠する少女・月無宮麻可がロープで椅子ごとリベカを拘束します。

「イシュタムの『吊縄(ロープ)』からは誰も逃げられない」といいます。

抱きついてきた伊波をそのままにして、麻可をねぎらう塔矢は、サリエルに効く体液を一同に聞きます。

けれど、返ってきた言葉は「知らない」とのこと。

その中で、当の本人のリベカが「精液」と答えます。

サリエルは、エノク書において「グリゴリ」と呼ばれる天使の一族で、人間に情欲を抱き、淫蕩に耽り、体液を交え、子まで成した特異な存在です。

そして、その名を冠するリベカもまた、男の精を求める性質を持ちます。

セクメトの名を冠するシファは、自分の弱点を明かすリベカに罠か嘘かどちらしかないけれど、試すしかないと言い、塔矢にお願いします。

そこで童貞な塔矢は、顔を赤らめ断ります。

「恋人でもないのにそんなこと…」

そこで塔矢のナニを取り出す麻可。

しかし、勃起しない塔矢に女性化ホルモンの注射などで不能になったの?と言う麻可。

これに対し、塔矢は、

『D13の女』だけに全くエロスを感じなくなってしまったのだ」といいます。

塔矢は、D13の女達に(特に伊波)にいつもいつもひどい目に遭わされてたお陰で、条件反射的インポテンツに陥ったとのことでした。

それを聞いたD13達は、目を見開きます。

塔矢は、その勢いで、

「今の俺にD13の女で興奮しろと言われても全くの無駄――」といいます。

その言葉を受けた少女たちは、伊波が代表で塔矢に跨り、言い放ちます。

「D13を舐めないで頂きたい。古来より生と死は表裏一体。死神の名を冠する私達が本気を出せば、童貞を勃起させる程度の事、朝飯前」

そして手に縄や十字架、注射器などを持って、塔矢に襲い掛かる少女たち。

そうして何だかんだで塔矢のアレを勃たせた少女たちは、自分の行為が効いたと言い出します。

それを端に、白目を剥いた塔矢。

強いストレスや疲労を感じた時に、カテコールアミンと呼ばれる脳内ホルモンが分泌され、生理反射として男性器が屹立することがある――疲れマラ状態になった塔矢でした。

サリエルの名を冠するリベカは、自分の主(塔矢)に対して、どうしてこんな酷いことができるのかと、疑問を浮かべます。

しかしリベカの関心は、塔矢の凶々しいオーラーを放っている支配的なち〇ぽでした。

ただ、サリエルの「邪視」を発動させるにはちょうど良かったリベカは挑発します。

「邪視」を発動させる条件とは、対象者が「処女・童貞でない事」と「使用者と粘膜接触をしている事」でした。

相手が男であれば、セッ〇スすれば発動条件が達成できるということでした。

前話でセクメトたちに「邪視」が効いたのは、セクメト達の食事や飲み物にリベカの体液を混入させて、無理矢理条件を達成させたからでした。

「こんな男の体液なんぞに屈したりはしないがな」と挑発したリベカは、次の瞬間には――塔矢のち〇ぽで簡単に屈していました。

ほかのD13達からも、

「堕ちたわね」

「即堕ちでしたね。堕天使だけに…」

『死神娘はぺろぺろしたい』第11話「死神娘は負けたりしない」

セクメトは塔矢を起こします。

「D13の王になると決めた以上、もう後には引けないんだから」と言い。

そして起き上がった塔矢は、

「これで5人。残るは8人。D13の暗殺メンバーを一人の残らず探し出し、俺の体液(ちから)で支配します。」と言います。

エレシュキガルにサリエルの動きはどうなっているか尋ねる少女。

それに対して、D13の一人で、エレシュキガルの名を冠する少女――冥加サラ(みょうが)は、

「敗けました。加賀見塔矢に囚われたようです。」と答えます。

それを聞いた少女は、塔矢を褒めますが、「男(ゴミ)にしては」と言いながら。

また同じ湯舟に浸っていたD13の一人で、孟婆の名を冠する少女――孟月(まおゆえ)は、潜入スパイをしてきたエレシュキガルを褒めます。

冥加サラのほうは、

「加賀見塔矢も驚くと思いますわ。自分以外にも王の候補がいると知ればね」と言います。

そこで湯船から立ち上がる少女。

彼女は、

「D13を支配し、死を以て世界に覇を唱える」と言い、王となるのはこの自分であると。

アイズ・アブラメリン・アイゼンシュタイン」と。

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『死神娘はぺろぺろしたい』第12話への考察

サリエルを仲間に引き入れた塔矢達。

そして、塔矢と同じく王の血を継いでいる少女――アイゼンシュタイン。

そしてアイゼンシュタインとともに行動するD13のメンバーである孟婆とエレシュキガル。

この3人がどう行動に移すのか?

まだ判明されていない6人のD13たちはどこで出てくるのか?

次話は2021年7月23日に公開される予定です。

『死神娘はぺろぺろしたい』2巻は既刊です。

『死神娘はぺろぺろしたい』第10話の記事はこちら

『死神娘はぺろぺろしたい』第12話の記事はこちら

死神娘はぺろぺろしたい

Posted by masa