『ぼくたちのリメイク』橋場恭也のプロフィールとストーリーで明らかになったこと

2021-07-07

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『ぼくたちのリメイク』主人公・橋場恭也のプロフィール

名前:橋場恭也(はしばきょうや)

愛称:恭也(くん)

出身地:奈良県

年齢:2016年時点28歳

所属:

特技:制作(尖った才能はなくマルチにこなす)

趣味:

備考:

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『ほくたちのリメイク』橋場恭也のストーリーで明らかになったこと

2016年、主人公の橋場恭也28歳。

奈良県の西側で生まれ育ち、地方の私立大学卒業。

ゲームメーカーの開発職希望しながらも、悉く落ちる。

カー用品販売店の営業職を皮切りに職を転々とする。

26歳のときに、秋葉原のゲームショップ店員時代に知り合ったメーカーの社長に誘われ、エロゲブランドのディレクターになります。

しかしその会社は、社長の夢ばかり壮大で中身がないものでした。

そのため、原画、グラフィッカー、販促、PV作成、音声収録、スクリプト、プログラムのすべてに携わっておりました。

結果としてゲームは未完成のままで終わり、バグの修正でようやく安定して稼働できるようになったころには、だれも見向きもされませんでした。

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橋場恭也2016年の物語の始まり

給料が支払われなくなった恭也は、家賃滞納が理由により会社の事務所で寝食していました。

クライアントからのスケジュール遅延をとがめる電話処理、借金取りに対する電話対応など処理しながら……。

恭也の説教から逃げ出した社長は、借金取りに捕まり、恭也自身も事実上の無職となるのでした。

わずかに残っていた手持ちの5000円で夜行バスに乗り、実家の奈良に帰ろうとします。

その時、着信が鳴ります。

ニコニコ動画の生放送でサクシードソフトの新企画発表というものでした。

それは、キャラクターデザインに秋島シノ、シナリオに川越京一、主題歌にN@NAという超メジャーなクリエイターを採用しているものでした。

恭也は3人の挨拶が始まる前に動画サイトの画面を切ります。

3人に共通しているのは同じ大学の卒業生であり、1988年生まれ――恭也と同い年でありました。

実家に戻ってきた恭也は,自分の部屋の整理をします。

いろいろと思い出のあるものが出てくる中、あるものが出てこない。

その時、恭也のスマホに着信音が鳴ります。

電話を取った恭也は、東京にいる妹・美世子から恭也が大切にしていた合格通知が荷物整理していたら出てきたとのことでした。

それを聞いた恭也は、持ってきてもらえるように頼みます。

電話を切った恭也は、大学受験当時を振り返ります。

普通の成績で普通のランクであった恭也は、関西圏の普通の大学をいくつか受験していました。

と同時に別領域の大学――大中芸術大学の映像学科にも併願して、合格通知がきていました。

ただ、ランク高めの第一志望に受かったため、芸大に進みませんでした。

そして、想像します。

もし、芸大に進学して、あの3人と同級生になっていたら、と。

そして、自虐的に笑い、そっと目を閉じます。

「もしかしたら「ひょっとしたら」の話は、今の恭也にとって魅力的に映ってしまうから。

10年前のあの日――大学入学前の進路で終わってしまったから。

その結果が、何もかも中途半端なまま夢を追いかけ続け、どうしようもない社長のどうしようもないメーカーしか拾われなかった恭也。

そして恭也が作った、中途半端なまま世に送り出されたゲームそのものが、恭也自身の人生を物語っておりました。

あのときに、戻れたら

そう願って。

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2006年、恭也の再選択と天才たちとの出会い

目を開けると、セーラー服を着た妹・美世子が合格通知を持ってきます。

恭也は、なんでコスプレしているのか問います。

そしてスマホを探す恭也は、手が止まります。

それは、スマホではなく、何世代も前のガラケーが出てきたから。

頭の中が混乱してきた恭也は部屋を見渡します。

そして最後に見たカレンダーが答えを出していました。

「2006……年……」

2006年春、大中芸術大学の目の前に立っている恭也は、ポケットに入っている学生証と見比べます。

「――映像学科 橋場恭也」

10年前にタイムスリップした恭也は、人生をやり直す機会が訪れたことで、前回と違う選択肢――芸大に進学します。

入学式を終えた恭也は、今日から住む「シェアハウスきたやま」へと向かいます。

シェアハウスを借りた理由は、一人暮らしでマンションやアパートを借りるには経済的負担が大きかったことと、実家から通うには交通的に不便であったからでした。

『シェアハウスきたやま』についた恭也は、契約時に二階の右側の部屋を借りていたので家具の配置をしていました。

一通り終えた恭也は、父親の言いつけで一人暮らしをする際には、乳酸菌または納豆菌だけはしっかり摂っておけという言いつけ通り、ヨーグルトドリンクを飲みます。

そしてまだ来ない同居人、そしてプラチナ世代たちと作品を作れることを考えながら、飲みかけのヨーグルトドリンクを置き、敷いたばかりの布団に潜り込み、寝入ります。

朝日を浴び、その日の予定を頭の中で整理しつつ、目を覚ました恭也は見覚えのあった光景を目にします。

それは2016年に発売されたゲームであるにもかかわらず、散々使い古されたシチュエーション――主人公の目の前に、女の子が眠っており、朝の光で神々しく、衣服は一部はだけて、胸が少し見えている。

そしてそれが現実のものだと認識した瞬間、恭也は叫びます。

それが原因で、彼女も目を覚まします。

そして恭也をジッと見つめます。

それに対し恭也は、彼女のことを全体的に見て「かわいい」と小声でつぶやきます。

その瞬間、彼女の顔が横に向いて「のどかわいた」と恭也が前の日に飲み残していたヨーグルトドリンクを無造作で取り上げ、そのまま飲みます。

寝起きで口元が緩かったのか、顔と胸元にヨーグルトドリンクをこぼして恭也の目の毒になりますが……。

恭也が「きみは?」という問いに対して、彼女はまだ自己紹介していないことに気づき、立ち上がります。

しかし、何かのポーズを取ろうとした彼女はシーツに足を滑らせて身体が宙に舞います。

それに反応した恭也はとっさに手を伸ばします。

けれど、そのまま倒れてきた彼女を”正面から”受け止める形となり……。

同居人となる残りの二人もちょうど2階に上がってきてしまい、その現場を見られます。

恭也は誤解を解くため必死に説得します――。

事情を説明し終えた恭也は、入学ガイダンスに時間の余裕があるため、シェアハウスきたやまの入居者での親睦を深めるため、自己紹介をしていきます。

名前呼びでお願いした恭也は、ギャル風の女の子から「恭也」と呼ばれます。

「シェアハウスきたやま」で男2女2での生活が始まることに恭也は「リア充」という言葉を発してしまいます。

その言葉に首をかしげる女性二人。

そこで男の子が女性二人に解説します。

2006年当時で「リア充」という言葉は2chで最近出てきた言葉だったそうです。

恭也は、スラングひとつ言うのも注意したほうがよさそうだと心に刻みます。

そして次々に自己紹介していきます。

先ほど助け舟を出してくれた男の子――鹿苑寺貫之(ろくおんじつらゆき)は名前の貫之で呼ぶことに。

ギャル風の女の子――小暮奈々子(こぐれななこ)はナナコで呼ぶこと。

そして恭也が最初に出会った少女――志野亜貴(しのあき)は本人はアキで呼んでほしいそうだったのですが、ほかの3人共通で、シノアキでとのことでした。

入学ガイダンスに参加するため、4人は芸大に向かいます。

道中の田舎道に辟易とする貫之とナナコ。

鼻歌交じりに楽しそうにするシノアキ。

エスカレーターもない急な坂――大中芸術大学名物、通称『芸坂』にたどり着き一同は、げんなりします。

映像学科の入学ガイダンスを受けるため、講堂に入った4人は学籍番号順のためバラバラになります。

恭也の横に座ったのは、身長190センチぐらいで、すごく筋肉質な体育会系っぱい男性――火川元気郎(ひかわげんきろう)でした。

火川とゲームの話をしたり、野球の話をしたりします。

野球の話では、恭也がいろいろとボロをだしてしまいますが……。

入学ガイダンスで学科長の佐々井先生の話が終え、実技担当の加納助教授が話に入ります。

最初は語尾にハートマークがつきそうなポップなしゃべり方で、将来なりたいものの挙手式アンケートを取り終えたときに、がらりとドスのきいたような口調を変えます。

入学時になりたいものになれた去年の卒業生は135人中8人であったことや、衣食住に対してアニメなど娯楽は必需性がないことなど、そしてそれを4年間、資格や職業の保証がないなか学ぶこと。

加納先生の話が終わり、恭也は甘かったと思います。

この時代がプラチナ世代と呼ばれたところで、同い年の人間が皆輝くわけではないのだと。

けれど、恭也は覚悟を決めます。

娯楽を学びに来たからには、衣食住よりも魅力的なものを作れる力を得なければならないのだと。

そして、頑張らなきゃ……と。

そのままガイダンスの流れで、クラスメイトの自己紹介に移ります。

学籍番号と名前、そして好きな監督の名前を挙げていくものでした。

目の前の席に座っている河瀬川英子の番で心底関心したり、ナナコの番で恭也も言おうと思っていた宮崎駿が言われたり、シノアキが映画の監督ではなくプロ野球の監督名をいったりなど波乱万丈ある自己紹介でした。

シェアハウスでの共同生活1週間で各々の家事の得手不得手がわかります。

恭也は炊事洗濯などの家事全般を担当し、貫之は力仕事およびゴミ出し担当、ナナコは恭也と交代で炊事、シノアキはお手伝い係となります。

そしてある日、貫之と恭也が食事の片づけ担当になった日、オレンジ色のポーチを片付けをしていた貫之が発見します。

シノアキのではないかという貫之に対して、恭也も多分そうだと思うと回答します。

シノアキと同じく2階に住む恭也がポーチを持っていくことになります。

シノアキの部屋のドアをノックしても返事がないので恭也は、物音が聞こえるシノアキの部屋に静かに入ります。

そこで見たのは、部屋中に「絵」に関するもので占められており、その中でもシノアキがタブレットで描き続けている作品――2016年の恭也が大切にしていた1冊の画集『サンフラワー』と名付けられた表紙には、10年前の学生時代に書かれたイラストが使われていた――のひまわり畑に立つ少女のキャラクターと同一であったから、思わず絶句してしまいます。

静かにシノアキの部屋の隅にポーチを置いた後、自分の部屋に戻り、そのまま布団に寝ころび、笑い声を上げます。

思い焦がれていた存在、秋島シノが恭也の想像よりずっと近くにいたから。

そして秋島シノは本名のシノアキをもじって付けられたということに気づきます。

恭也は学校生活が始まって2週間くらい経ったころに、自由になるお金に心許なかったので、アルバイトを始めます。

履歴書を持ってコンビニエンスストアのドーソンに行きます。

そこで、勤務中で制服を着たナナコと出会います。

ナナコはそこで働き始めて1週間経つとのことで、その日はオーナーとナナコの二人で勤務予定でした。

ただ、オーナーはご高齢で体調不良により不在でした。

ナナコは恭也をバックルームまで強引に連行して、制服を通させるのでした。

戻ってきた店長と臨時のヘルプが入ったことで、休憩に入るナナコと恭也。

ナナコは恭也に労いの言葉をかけます。

ドリンクが少なくなっていることに気づいた二人は、協力してドリンクを補充します。

ただ、位置的に恭也が下のほうにいたので、狭いバックルームでナナコの胸に押し当てられていました。

その日の業務が終わりを迎え、ナナコからカラオケに誘われます。

カラオケボックスについたナナコと恭也。

ナナコは、エコーを切ったりしながら設定を弄っていきます。

恭也はその動作を見ながら、エコー切るのは上手い人がやることではと思い、ナナコはシノアキのように伝説級の歌手ではないかと考えます。

そして歌います――音程を外して……。

結果は声量がすごいながらも音程が外れているためひどいものでした。

それはナナコも認めているものでありながらも、歌うことが好きだから。

恭也は提案します。

動画投稿サイトに歌ってみたで上げてみてはと。

これが、ナナコの成長につながると思って。

シナリオ創作論の授業で恭也の隣にいる貫之は寝ていました。

その理由は、前日の深夜、貫之は目薬の投薬実験で1週間30万円というアルバイトを写真学科の先輩から紹介されたようで、恭也を誘おうとします。

怪しさ満点だったので恭也はパスしますが、貫之は参加して、規定人数が達していたので、同じ派遣会社からブラック勤務と言われる賃金で重荷の運搬をさせられていたそうです。

朝方戻ってきた貫之は、授業中に眠ることを選びます。

そして現在にいたり、『シナリオ十箇条』と銘打たれた映画やドラマなどのシナリオを描く際に必要な要素の講義を受けていました。

『展開』『宿命』『宝物』『決意』『感動』『山場』『終演』『題目』。

後の2つを学生たちに答えさせる形で、生徒たちに問います。

恭也は、映画やドラマのシナリオ構成など素人で全く分かりませんでした。

その中の一つを河瀬川英子が挙手し答えます。

『乱調』と。

そして意地の悪い笑みで、もう一つを別の人に譲ると。

その意図を読み取った講師は、残りの一つを寝ている貫之に当てます。

起きた貫之が答えたのは、『敵役』。

見事正解した貫之に、講師はこの展開こそまさしく『乱調』といいます。

河瀬川の方も、この展開は不満げに、そしてライバル視をするのでした。

恭也は、貫之もシナリオの要点を的確に答え、大したことでもないとふるまう姿に只者ではない姿に――『プラチナ世代』の一人ではないかと思うのでした。

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シノアキとサークルと新たな出会い

シノアキに用事があるか聞かれた恭也は、特になかったのでシノアキに付き合います。

シノアキに連れてこられたのは、サークル棟。

そして、シノアキのサークル探しに付き合います。

火川が所属している忍術研究会を覗いた後、シノアキが指さした先の廊下に這いつくばっている人を発見します。

急いで助けに行った二人は、倒れていた人物・写真学科5回生の桐生孝史を部室まで肩をかして連れていくことになります。

案内された先の部室に着いたシノアキと恭也は、桐生先輩を部室にある椅子に座らせて立ち去ろうとします。

その時、桐生先輩が立ち上がり、「新入部員、確保―――っっっ!!!!」と

叫びます。

そして次々現れる美術研究会部員。

そして1分後に恭也はハメられたことを悟ります。

桐生先輩に美術研究会(美研)に入ってほしいとお願いされ恭也は仮入部、シノアキは入部を決めます。

そして始まる新歓コンパ。

アルコールが入った人々に恭也は歓迎されており、様々な芸を見ます。

そしてお酒の入ったシノアキにまで絡まれて、恭也以外の人たちの言動などが混沌としていきます……。

0時を超えてしまった学校を後にする恭也達。

寝息を立てているシノアキを背負いながら帰ります。

恭也の背で起きたシノアキは恭也に聞きます。

「最近、なんか難しいこと考えよったでしょ?」1巻pp149

思わぬタイミング、そして、思わぬ相手から心情を突かれた恭也は驚きを返します。

シノアキは、恭也から心情を聞き出します。

恭也は、周りの皆(貫之やシノアキ)がすごすぎて、それに比べ自分はあまりにも何も持っていないことを引き目に感じておりました。

それらを話し終えるとシノアキは、恭也には生活で必要なことができるといいます。

けれど何もできない人は、何かできることを必死に探している、そして、恭也がすごいと思っている人たちも、何かをどうにかしたくて必死なんだと思う、と。

シノアキの一心不乱にモニターに向かって描き続ける姿を思い出し、貫之もまた、必死で何かを探しているのだと。

けれど、今の恭也にはそれがない……。

その思いを抱いていた恭也の頭に、シノアキが優しく撫でてくれます。

恭也は思います。

何ができるんだろう?と。

10年前に戻ってきて、以前とは違うルートを選んで、芸大に入って。

これといってできることもなく、何をしていけばいいのかもわからず。

けれど、やっと入り口にたどり着いた気がします。

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『ぼくたちのリメイク』橋場恭也の今後の展開予測

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まとめ

ぼくたちのリメイク

Posted by masa