【漫画】ワンダンス第63話第64話ネタバレあり感想と65話の考察

2021-06-23

『ワンダンス』著:珈琲の62話までのあらすじと、63話と64話のネタバレありのストーリーと感想、そして65話へと続く考察を書いております。

今回は、ダンスバトルがありません。

ただ、前回までで気になっていた勝敗の結果。

それぞれの休息での会話が楽しめる内容になっております。

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ワンダンス第62話までのあらすじ

高校対抗ダンスバトルイベント準決勝2回戦。

カボVS壁。

互いのムーヴが観客を沸かせ、激しくぶつかり合う二人。

最終ムーヴで、壁にカボはアップロックを誘い出され、壁との技量を表出されダメ押しで負けそうになるカボ。

そして、カボのターン。

足に力が入らないカボは、「脱力感を利用する」と「体幹で踊る」という湾田と伊折のアドバイスを思い出すカボ。

そして本番でハウスダンスで対抗します。

音の芯でステップを踏むカボのダンスに観客、審査員、壁をも、魅了していきます。

壁は、先ほどの自分のムーヴで、音を早取りしていたなどの後悔が生まれます。

そして、判定は――?

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『ワンダンス』63話・64話のネタバレストーリー

準決勝第二試合。

カボVS壁。

ついに決着。

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『ワンダンス』63話

「勝者カベ!!」

2対1で勝利した壁。

皆から拍手を送られます。

決勝戦までの30分間、各々過ごします。

壁谷は、撮ってもらっていた先ほどの試合を見ます。

そして判定の時に、アッセイさんだけカボに挙げるところまで。

そして、メンバーに確認します。

「ソロバトル優勝者はジャッジに挑戦権あるみたいなウワサなかった?」と。

倒したいジャッジがいるかのように……。

審判者サイドでは、先ほどの試合にアッセイさんだけがカボに入れいていたことに対し、どういう意図で入れたのか気になっておりました。

ダンススキルだけで見たら壁谷が圧倒的。

同じ時間、同じ曲、同じオーディエンスの前でこの瞬間のムーヴを競い合う。

本当に僅差でカボに入れるか迷って、確信持てずに壁谷にいれた審査員の万理さん。

そこで、一凛高校の先輩である匁が登場。

審判員のアビや万理には、どうして壁谷に挙げたのか?

アッセイさんは、どうしてカボに挙げたのか?と聞きます。

アッセイは答えます。

「最後のムーヴでカベ君が『負けた』って顔してたから」と。

それに押し黙る、アビと万理。

そして、匁を探していた一凛高校の先輩たちが匁を回収していきます。

そして、壁谷視点に移り、バトル中に心が折れたことを反省するのでした。

壁谷自体も、自分が負けたと思い込んでしまっており、ジャッジで自分が勝つことに疑問を浮かんでおりました。

そして、反省します。

勝っている自分をイメージすることによって――。

道中、湾田に遭います。

会話をする二人。

壁谷は聞きます。

「俺のムーヴ良かった?」と。

湾田は、ブレイキンが凄いことを語り、熱い目線を送ります。

そこで壁谷は思います。

普通はブレイキンに憧れるものだと。

けれど、最後のムーヴでどうしてカボはハウスを踊ったのか?と。

そして口に出してしまいます。

「なんで憧れないんだよ…」と。

カボ視点に移り、一凛高校の先輩たちに褒められるカボ。

ただカボは俯き、涙流します。

踊っているときは楽しくて、先輩たちも凄く褒めてくれて、負けても仕方ないと思っていたのに。

「なんでこんなに悔しいんだ」と。

壁谷は湾田に言います。

「カボ君すげーよね」と。

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『ワンダンス』64話

挑発されていたときも、よくペース乱さずに踊っていられることを誉めます。

1ムーヴ目の壁谷のターン。

目隠しで踊っていたことに対してのことを指していました。

それに対し湾田は、

「そういう意味だったんですか?てっきり…視覚だけに集中したいのかと思っていました」と。

壁谷は、どんだけ純粋なんだと思います。

湾田のジーッとした目線に、自分が悪い奴みたいに思ってしまう壁谷。

ブレイキンは駆け引き――お互いに、わざと怒らせたり焦らせたりするダンス文化だという壁谷。

「カボ君もしっかり俺をディスってたじゃん?」と言います。

それに対して湾田は、

「え!?そうでした!?」と驚きます。

壁谷は、2ムーヴ目のカボのダンスを指し、体格差や露骨に真似をしてきたと言います。

しかし湾田は、

「カボ君は壁谷さんのことを本当にリスペクトして踊ってたように見えました」と言います。

それに対し、壁谷は疑いますが、確かにカボが踊っていたときの表情は、「敬意」みたいなのを感じたと思います。

壁谷が偶然通りかかったカボとぶつかりそうになり、再び顔を合わせます。

カボは「凄かったです。壁谷さん。」と褒めます。

そして、先ほどの湾田とのやりとりと同じように感じ、似た者同士だと感じます。

吃音でうまく声を出さないカボに疑問を覚えますが、壁谷はカボの肘上を軽くたたき、

「良かったよ」と言い、立ち去ります。

伊折視点に移り、喫煙所でアッセイさんに会います。

アッセイさんは、どうしてこんなところに来たのと聞きますが、伊折は、

「ちょっと1本だけ」と言い、ヤンヤンつけ棒を出します。

それに笑うアッセイは、次の決勝戦が壁谷との対決だねと言います。

伊折は互いに因縁があるといいます。

そして、アッセイさんから見た壁谷はどう思うか聞きます。

アグレッシブなところがあるから打たれ弱さがあるけれど、スキルは間違いなく、そしてオリジナリティがあるダンサーは最高だと評価しています。

次に伊折は、セットを組むことについてどう思うか聞きます。

アッセイさんは一長一短と言います。

ガンガン音を無視して踊るようなセットならば評価に値しない、と。

ただ、B-BOYの技は予備動作から一連の流れで1つのムーヴが完成するから、どこからがネタでどこからがネタ出ないのか区別がつかないというのが答えでした。

それに押し黙る伊折。

そこで話を変えるアッセイ。

伊折が履いている靴の話になります。

伊折が欲しい靴をアッセイが一足だけほぼはいていないものを持っているといいます。

そして、緊張と嬉しさ交じりの伊織はアッセイさんに提案します。

優勝者にはエキシビジョンで審査員ダンサーと踊ることができる権利を、勝敗でアッセイに買ったら、その靴をくれないか?と。

そして目を見開くアッセイ。

「さあまもなく決勝戦!!フロアに集まってください」とアナウンスが流れます。

カボは湾田に「負けてしまったこと」を言おうとしますが、うまく喋れないままになります。

それに気づいた湾田は、

「チームバトル頑張ろうね!なんか出来そうじゃない?今なら」と言います。

湾田が2回戦で負けた時に、自分の動画を見なして研究しているという恩ちゃんの言葉を思い出します。

そこでカボは思います。

湾田さんは自分が思っていたよりも自分の先を行っていることを。

伊折はカボを見つけ、カボの口に、やんつけ棒をズボッと入れます。

そして、伊折は、

「……まあまかせろ。仇は取ってやる」と言います。

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『ワンダンス』63話64話の感想

カボと壁谷の熱い戦いのジャッジに納得できない人達がいることを改めて思いました。

ただ、匁先輩の行動には驚かされましたが……。

いきなり審査員の控室で、登場する姿に。

あと、湾田の可愛らしさを再度認識しました。

それが、壁谷と話しているときに、先輩に頼まれて買い出しに行っていたとのこと。

そして、パシらせていることを指摘する壁谷に、

ウーバーワンダです。どこまでも行きます。」のところが特にツボに入りました。

今回は友情成分を強く感じました。

恋はどこに行った?と思いましたけれどね。

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『ワンダンス』65話への考察

ついに決勝戦が始まります。

因縁の対決。

伊折VS壁。

因縁だけではなく、お互いが審査員とのバトルに向けての目標を持ちながら――。

伊折のハウスと壁谷のブレイクがぶつかるのではないでしょうか。

 

前回(61話・62話)の内容はこちら

ワンダンス

Posted by masa