冒険者パーティーを追放された回復士 1巻のネタバレ感想
2021年4月5日に発売された『冒険者パーティーを追放された回復士の少女を拾って育成したら、まさかの最強職業に転職!? おまけに彼女の様子が何やらおかしくて…』のネタバレありの感想や魅力をお伝えします。
この記事は次のような疑問をもつ人におすすめです。
- 『冒険者パーティーを追放された回復士の少女を拾って育成したら、まさかの最強職業に転職!?』って面白いの?
- 『冒険者パーティーを追放された回復士の少女を拾って育成したら、まさかの最強職業に転職!?』ってどんな話?
- ライトノベル読み始めたばかりなのですが、読みやすいですか?
冒険者パーティーを追放された回復士 1巻のあらすじ
回復士――それは、冒険者パーティーの贅沢品と揶揄される、お荷物要因である。
駆け出し回復士の少女・ミリィは所属していた冒険者パーティーから追放されます。
行く当てもなく放浪していたミリィは、ソロ大剣使い・コトに出会います。
そしてただの気まぐれで、コトは屋敷に連れて帰ります。
「この街で一番強い回復士にしてください!」
ダンジョン都市・ロリアス市。
ミリィとコトの出会いが冒険を大きく変える。
冒険者パーティーを追放された回復士 1巻の見どころ
最弱だったミリィが、コトの指導によって成長していくのが一番の見どころです。
ミリィはコトにパーティーにしてくださいと頼みますが、それを断ります。
それは、コトに理由があってソロ冒険しているからで……。
主人公・コトがパーティーを組みたくない理由
コトが駆け出しのころは、4人パーティーを組んでおりました。
年長の賢者、弓手、幼馴染の女剣士、大剣使いのコト。
前衛の駆け出し2人を育成がメインであり、冒険に繰り出す日々でありました。
そして事件が起こります。
上級パーティーが深度十六の区域ボス挑戦したという情報を得ます。
リーダーの賢者は、ボス戦後のフィールドアイテムを狙いに深度十六へ連れていきます。
コトは反対しますが新人の意見は通らず、ボス戦が終わった区域に突入します。
アイテムを回収していきますが、そこでコトを除いてモンスターに全滅させられます。
幼馴染の女剣士・フーコも――。
一人だけダンジョンから抜け出したコト。
助けられる力がなかった失望感で、主人公は仲間を失うことの怖さからパーティーを組むことを拒否するのでした。
コト、ミリィとパーティーを組む
コトの過去に起きた事件を聞き、コトが罪の意識に囚われていることを理解するミリィ。
そして、彼を救うには、新しい冒険の仲間が必要であることをミリィは口にします。
コトはミリィを守れないかもしれないと言いますが、ミリィは逆に主人公のことを守るといいます。
自分のことも守れないミリィが、ドヤ顔で言います。
コトがそのことにつっ込むと、この街で一番強い回復士に鍛えてくれと頼み、そしてコトはパーティーを承諾するのでした。
ミリィ、冒険の準備をする
コトがミリィに提案したのは、戦闘もできる回復士の上位職――魔法剣士。
これを目指すために、装備を買いに行きます。
防具は、ロリアス式月光ノ型を武器屋で見つけます。
そして、武器は質屋で運命的な出会いをします。
それは、呪われた宝剣『エクシオス』。
短刀であり、弱者が持つほど強くなる武器でありました。
こうして装備をそろえた一行は、各自買い物タイムとなりました。
ミリィ、筋トレ回復士になる
翌朝、冒険への準備を終えたコトたちは、ギルドへパーティー登録の申請へ行きます。
そこで、ミリィへの視線に不快さを覚えるコトたち。
ミリィの実力をもって黙らせることを誓うのでした。
ただ、コトが想定外だったのは、ミリィが動けないこと。
防具の重さに体が耐え切れない基礎能力の低さでした。
そこで、ミリィに防具を外すように命令します。
そして、そこからただひたすらに筋トレをするのでした。
ダンジョンの入り口近くなので、ほかの冒険者から見られ、反応され、羞恥心に涙するミリィでした。
次に、筋トレで身についた耐久力で防具装備で動けるようになったミリィは、ゴブリン狩りをします。
ゴブリンと戦い続けて、経験値を上げると共に、戦闘の経験を積むというコトの思惑があったからでした。
ダンジョンから帰ってき2人は、
冒険者パーティーを追放された回復士 1巻の感想
ダンジョンのシステムは、ある意味「モンスターハンター」に近い気がします。
といいますと、クエスト受けるため冒険者のランクと契約金を支払い、クエスト目標を達成したのち、帰還するまでの間にアイテム収集して、換金するところがモンハンに近い発想になっていると思いました。
ラブコメっぽい雰囲気を少し見せておりますが、冒険によるミリィの成長がメインになっているため、アクション好きにおすすめです。
また、話の流れがわかりやすい作品ですので、ライトノベルを初めて読む方でも読みやすいと思います。
ただし、別の記事で紹介している通り、その人の好みに完全に合うかどうかは個人次第になりますので、ご了承ください。
ちなみにこの小説は、『小説家になろう』で投稿されて書籍化されておりますので、先の話まで読むことができます。
ただ、可愛いミリィのイラストを楽しめるのは、書籍のみですので気を付けてください。